犯人を誰一人特定出来ない従軍慰安婦問題

第二次世界大戦中にドイツが行なったホロコーストでは、戦後になっても関与した人物が裁判で裁かれるという事が長く続いた。命令したナチス幹部だけではなく、強制収容所の看守等の小物でも裁判の対象となっている。現在でも時折、犯罪者が特定されたり、何らかの判決が下るというニュースを見る事がある。

一方で、韓国が主張するような韓国人女性の強制連行はどうだろうか。彼らが主張するには、村々の女性が拉致され、トラックに積み込まれて慰安所に連行されたとの事だ。であれば、何故強制連行に関与した人物を特定し、裁判にかけるという事が全く無いのか。何しろ20万人という数の強制連行である。トラックの運転手なり、協力した朝鮮人なり、関与した人物はいくらでもいるはずで、特定も可能なはずだ。

ところが、韓国は日本を非難し、慰安婦像なるものを世界中に設置する事はするが、肝心の関係者の特定と裁判は全く行なっていない。犯罪者の裁きは一切せず、国家そのものを貶める事に狂奔している。

理由は簡単であり、日本が韓国人女性を強制連行した事実はなく、自称元慰安婦の証言が出鱈目であるからだ。日本で唯一、自分がやったと名乗り出た吉田清治は、後に自分の話が虚偽であった事を認めている有様だ。

犯人が誰も特定されていない捏造された犯罪に、日本が謝罪する必要など何も無いのである。