舛添は暴力団と在特会の取締り、どちらを優先するのか

舛添都知事がヘイトスピーチ規制にこだわっている。都政の最大の課題がヘイトスピーチ問題なら、東京都民は実に幸せだ。だが実際には取り組むべき課題は山積している。

東京五輪に向けての課題の一つは、増大する公共事業から暴力団を排除する事である。また、危険ドラッグの蔓延を防止する事も重要な課題だ。仮にカジノ特区が東京に出来た場合(私はそれには反対だが「カジノは巨大な売春婦付パチンコ屋だ」)、暴力団に活躍の場を与えてはならない。そうでなくても膨大な来日外国人を狙った風俗店を規制しなければならない。

そもそも東京五輪とは関係なく、韓国人や中国人の売春婦を働かせているヤクザは徹底して取り締まらなければならない。特に韓国人売春婦の存在は、下手すると日本が女性の人権を侵害する国としてのレッテルを貼られる根拠とされてしまう。

暴力団だけではない。街宣右翼による威圧や示威行動、大音量での宣伝は東京にとっての大問題であり、東京五輪に向けて根絶させなければならない。

これらの課題に比べれば、在特会のヘイトスピーチ禁止は優先順位として決して高くはない。在特会は臆病なネット右翼がわずかばかりの勇気を出して外に出ただけの弱小集団なのである。在特会10人の放置はヤクザ1人の放置よりはるかに安全なのである。

舛添都知事は韓国訪問ですっかり舞い上がって有頂天になってしまった。東京が左翼の手に落ちてはいけないという都民のマイナス思考で当選しただけの政治家なのに、全くの英雄気取りである。このような政治家はパフォーマンスを重視するあまり、政策の優先順位を間違えてしまう傾向にある。

暴力団は在日が幹部になるなど、日本の社会では最も日韓友好が進んでいる集団である。しかし日本の安心・安全にとっては危険な存在であり、徹底した排除が必要だ。

在日トップの暴力団と、弱虫集団の在特会、どちらの規制を優先するのか、是非、舛添都知事に聞いてみたいものである。