敗者を奴隷扱い出来る中華文明の権利が満たされぬ支那・朝鮮人の欲求不満

9月3日の産経記事(共同)によると、中国の環球時報が「日本は中国を真の勝者と認めたことがない」という不満の社説を掲載したそうだ。日本が米国やソ連には従ったのに、中国や韓国には従わないという事に対していら立ちを表現している社説だという。

中国語は分らないので、英文の記事を読むしかないのだが、なるほど、日本が歴史問題で中国や韓国に従わないのはけしからぬ、というような内容である。

社説の表面的な記述だけでは、いつもの反日宣伝のようにしか読めないのだが、支那大陸の歴史をある程度知っている人には、その背後にある潜在意識を感じる事が出来るのではないだろうか。

支那大陸、そして朝鮮半島においては、勝者と敗者の関係が日本におけるそれとは意味が異なる。彼らにとって勝利する、という事は敗者を如何様にも扱って良いという事を意味する。支那大陸では幾多の王朝や政権が打倒されてきたが、その度に前の時代の為政者には残虐な仕打ちが待っていた。勝者は政権を正当化するために歴史を書き換え、敗者を奴隷のごとく扱った。

朝鮮半島でも同じであり、現在においても、大韓民国は歴代の大統領が後に続く政権から酷い仕打ちを受けるという歴史を繰り返している。竹島に不法上陸した李明博は無事のようだが。

支那大陸の人間にとって、日本が連合国に降伏したにも関わらず、長い大陸の歴史の中で認められてきた勝者による一方的な歴史の押し付けが出来ない事は大きなストレスであるようだ。彼らにとって、日本が自分達より下位の、奴隷的な立場にならずに、むしろ経済成長で大国になっている事が許せなくて仕方がない。

支那・朝鮮にとっては、戦後は永遠に終了しない。勝者が敗者を支配し続ける事、これが戦後なのである。彼らにとって戦後の終了とは、新たな戦争もしくは王朝交代による勝者・敗者の逆転を意味するのだ。

滑稽なのは朝鮮人であろう。戦前・戦中は帝国臣民であったのが、日本の敗戦とともに、敗者を奴隷扱い出来る勝者の快感を味わおうとして、戦勝国民気取りで日本人に対して横暴な態度を取るようになったのだ。そして勝者の権利としての歴史の捏造を始め、日本に押し付けようと執拗な努力を続ける事になったのだ。

支那・朝鮮人にとっては、勝者が敗者を奴隷扱いできぬという、有史以来の異常事態にとまどい、欲求不満が鬱積しているようだ。もっとも、日本が敗北したのはアメリカであり、毛沢東の中国共産党ではない。まして戦争などしていない朝鮮民族に対しては勝利も敗北もない。