平成24年から27年までの間に、日中緑化交流基金の緑化事業交付金を受け取った団体には、明らかに反日色に染まっている左翼組織が含まれている。4年間で10事業分1億38万円を受領したIFCC国際友好文化センターがそうだ。
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IFCC国際友好文化センターというのは、ネット上で調べても組織が良くわからないが、会長は社民党幹事長の又市征治である。
この組織は、1992年から「侵略を記憶し語り継ぐ平和の旅」と題する平和の旅を中国で実施してきた。このため、IFCC国際友好文化センターは、アイエフシーという旅行会社を持つ。昨年(2015)の案内を見ると、訪中の内容は、以下のようなものだ。
1. 侵略の遺跡、史跡見学(南京大虐殺惨案跡、三光作戦跡、盧溝橋事件跡など)
2. 惨案の幸存者証言聴取(※生存者が限られていますので不確定要素があります)
3. 日中友好交流(中国社会科学院など)
つまり、ガチガチの反日左翼団体でなのである。
このような団体が、戦争の話や国際情勢の話題を全く抜きにして、表面的な笑顔だけで中国側と植林活動をしているとは思えない。緑化事業の名前を見ると、ほとんど「日中青年」という呼称がつく。つまり、日本の若者に対し、罪悪感から植林活動をしているのだという洗脳を行なっていると考えるべきであろう。
なお、関連組織として日本ベトナム平和友好連絡会議(JVPF)というのがあり、設立は2000年、会長は村山富市元総理大臣である。ベトナム戦争時の枯葉剤問題には熱心であり、それはそれで結構なのだが、是非、韓国軍によるベトナム人虐殺問題にも取り組んでもらいたいものだ。
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